読書感想文 『もっと音楽が好きになる 上達の基本 サクソフォーン』平野 公崇

サックス, 教則本, 楽器, 読書感想文, 音楽

こんにちは

 

だいてんねん@daitennen5)です。

 

今回の読書感想文は平野 公崇『もっと音楽が好きになる 上達の基本 サクソフォーン』です!

もっと音楽が好きになる 上達の基本 サクソフォーン

以前感想文を書いたこちらの教則本シリーズ。

トランペット編を読んでから他の楽器編も借りまくっています。

僕が現在挑戦中の楽器(トランペット、フルート、クラリネット )は一通り読んでみました。どれも面白かった。

そして今回寺ジャズでいつもお世話になっているあかつきさんから安物アルトサックスを借りることができたのでサックス編も借りてきました。

今回はそのサックス編の感想文です!

それでは感想文お付き合いくださ~い!


概要

一流の音楽家がこぞって大切にしているのは「基本」だった! 毎日上達し続けるために必要不可欠な楽器演奏の「基本」を、第一線に立つ演奏家たちが丁寧に解説。大切な「基本」だから、入門者から役に立つ。上質な「基本」だから、中上級者でも新たな世界が拓けてくる。芯のある「基本」だから、毎日の練習が「上達」の繰り返しに生まれ変わる!
全体は4章構成。音楽を始める前の準備、自由に音を奏でる技術、身につけた奏法を活かす音楽表現、そして「ずっと」音楽を続けるための音楽観をそれぞれ伝える。さらに、持ち運びにも便利な付録「デイリートレーニング・シート」には、著者オリジナルの基礎練習パターンを両面掲載。一流の経験から磨かれた練習法は、憧れの音を手に入れるための最良の道!
「トランペット」では、演奏原理の「仕組み」を整理することで、さまざまな状況に対応できる柔軟な奏法の秘訣を明らかにする。知性と情熱が結合した一冊。

 

シリーズ特設サイト
サックス(サクソフォーン)編の著者は平野公崇さん。
存じ上げませんでしたがジャズからクラシック、さらに即興演奏まで幅広くご活躍されている方のようです!
ルックスがなんとも男前!あたりまえだけどサックスめちゃうまい!

読書感想文

 

いやあ~めちゃ面白かったです。全サックス奏者にオススメします!

前回のトランペット編でも書きましたがこちらのシリーズは一流の演奏家が丁寧な言葉で論理的に練習方法を解説してくれています。フルート編もクラリネット編もとても丁寧な文章で演奏方法や音楽に対する気持ちが解説されていました。

このサックス編も同じような感じかな?と思って読み始めましたが、その他の楽器編とかなり毛色が違いました。筆者はかなりご陽気なおじさまのようで冗談やJODANを隙あらば入れてきます。みなさんの周りにもいませんか?アホなことばっかり言っててふざけてるのか本気なのかわからないおじさん。いますよね?筆者はどうやらその類の方のようで、そんなおじさまが実はメチャサックスが上手くて本も書いてみました。みたいな。そんな教則本です。

、、、このままではオススメしてるのかしてないなかわからなくなってしまうので少し本文から引用したいと思います。

「知ってよかった本当の基礎」から「門外不出の極秘スーパーテクニック・ウルトラC3回転半」までたっぷり伝授するので、乞うご期待!

ー はじめに より

期待します。

 

そしてグランドピアノも持ち上げてしまった君は、今すぐ重量挙げ、またはレスリング部へ入部し直そう!

ー 姿勢 より

謎の勧誘

 

はい、皆さんご一緒に! Fu、Tu、Tu、Tu!

ー タンギング より

Fu、Tu、 Tu、Tu!

 

だいたいどんな感じかわかってもらえたでしょうか。こんな調子でサックスの基礎的な知識から、姿勢、替え指、循環呼吸などの特殊奏法など丁寧に解説してくれています。面白いですよ。この本。

こんな調子なんでどんどん読んじゃいますし、書かれている内容はとても濃いです。ここからはマジメな引用です

練習の初めはズバリ「できないところの発見」が大事です。(中略)なぜできないのかを、この辺、ではなく、どの音が難しいのかを徐々にはっきりさせること、これを本当の「譜読み」というのです。

ー練習嫌いだけど、うまくなりたい より

今まで楽譜をほとんど意識してこない音楽人生でしたがこのように考えると譜読みも楽しくなりそうです。

 

ヴァイオリンの弓が、サクソフォーンの息

ー指に影響されない息 より

これは良く考えればその通りなんだけど、意識できいてる人は少ないと思います。筆者はサックス以外の楽器からもより良い演奏へのヒントを得ようと研究しているのがわかります。

 

キイには通常は開いているキイと通常は閉じているキイの2種類があります。音程を上げるためには、通常は閉じているキイを開ける替え指を使い、音程を下げるためには通常開いているキイを閉じる替え指を使います。

ー替え指② ~音程を良くする~ より

最近まで管楽器に触れてこなかった僕にとってとても参考になりました。知らなかった。

 

このようにおちゃらけた文章でもサックスが上手になりたい人にとって参考になりまくることがたくさん書かれていました。

そして最終章はこの教則本シリーズ恒例の筆者による『音楽とは!?楽器を演奏するということは!?』というとってもありがた~いお話が書かれています。

筆者が考える音楽に対する姿勢などが書かれているのですが、音楽が好きなだけではなく自分の楽器を心底愛し、研究していることが伝わってきます。

今まで読んできた他の楽器の方々も良いこと書いてありました!

ぜひこの章はご自身で読んでいただきたいと思います!

とにかくオススメです!

 

まとめ

僕は最近サックスを始めました。

それがきっかけでこの本を読んでみようと思ったんですが、替え指の工夫などサックス以外にも応用できそうな知識を得ることができましたし、音楽に対して妥協しない方々の考え方をたくさん知ることができています。この『もっと音楽が好きになる 上達の基本シリーズ』はホントおすすめです!

 

ちなみに巻末についていたデイリートレーニングをアルトサックスでやっています。

サックス自体が初心者の僕なので本の内容をすこしずつ練習に取り入れていきたいと思います!

がんばるぞー!

 

ではまた!

 

 

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