アルバム・レビュー Charles Mingus『Five Mingus』

Charles Mingus, JAZZ, アルバム・レビュー, 音楽

こんにちは
だいてんねん(@daitennen5)です。
今回のアルバムレビューはCharles Mingus『Five Mingus』です!

Mingus Mingus Mingus Mingus [12 inch Analog]

ミンガスのアルバムで1番聴いてます。

かなりお気に入り。

ジャズの範疇に収まらないと個人的に思っているこの名盤をレビューしたいと思います!

それではお付き合いくださーい。

目次

アルバム概要

1963年録音のビッグバンド編成になっており、全編を通して分厚いど迫力サウンドが響きます。
そのバンドを引っ張っているのはミンガスのぶっといベース。
ほんと綱引きに使う綱をピンピンに張って無理やりバチンッ!ってハジいてるんじゃないかってくらいぶっとく凶暴な音がします。
すげえかっこいい。
参加メンバーはいつもの布陣(エリック・ドルフィー、エディ・プレストンなど)に加え数名ビッグバンド仕様で集まっています。
収録曲は以前発表されたものを曲名を変えて再録されているものが多いです。
レビューに元ネタ書きますね。
ところでジャズって録音した時代があまり関係なくいい音のアルバム多いですよね。
このアルバムもすごい音質が良くて、1963年の録音とは思えません。
ロックだとこの年代の録音なんてペケペケですよ。
なにが違うんでしょうね?

収録曲レビュー

1.  Ⅱ B.S.

とにかくぶっといベースから始まるこの曲は『The Clown』収録の「Haitian Fight Song」という曲のリメイク。

『The Clown』のバージョンはクインテットに対してこちらのバージョンはど迫力なビッグバンド。

聴いてて気持ちいい!

テーマがとにかくカッコイイし、バックのミンガスベースがさらにかっこいい。

大人数のブラスに負けじとグイグイきます。

こんなのもはやロックベースです。

音が超怒ってます。

各人のソロも流れるようでカッコいい。

こんなソロいつになったら吹けるんだろう。

良い曲

道化師<SHM-CD>

道化師

  • アーティスト: チャールス・ミンガス,ジーン・シェファード,ザ・チャールス・ミンガス・ジャズ・ワークショップ,カーティス・ポーター,ジミー・ネッパー,ウェイド・レギー,ダニー・リッチモンド
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2016/07/27
  • メディア: CD
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2. ⅠⅩ Love

夜って雰囲気がダダ漏れな曲。

計算されたアレンジが綺麗です。

メインのテーマをいろんな楽器が交代で奏でます。

7分もあるんですけど飽きさせません。

『A Modern Jazz Symposium of Music and Poetry』収録の「Duke’s Choise」のリメイク。

良い曲

ジャズ&ポエトリー(K2HD紙ジャケット仕様)

ジャズ&ポエトリー(K2HD紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: チャールス・ミンガス,メルヴィン・ステュワート,ビル・ハードマン,クラレンス・ショウ,ジミー・ネッパー,カーティス・ポーター,ホレス・パーラン,ボブ・ハマー,ダニー・リッチモンド
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: CD
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3. Celia

正直2曲目から変わったのかよくわからないぐらい似た雰囲気のバラード。

ミンガスのベースは大人しめでバックに徹しています。

管楽器のアンサンブルがきれいです。

普通の曲。

4. Mood Indigo

ミンガスが敬愛するデューク・エリントンの楽曲。

静かな曲調ながらミンガスのベースが暴れまわっています。

ピアノが空間を活かした演奏で、きれいに響いています。

沁みますねえ〜

良い曲

5. Better Get Hit in Yo’ Soul

キター!

ミンガスの代表曲。

とにかくテーマがカッコよすぎる!

大好き!

僕がこの曲を知ったきっかけは渋さ知らズのメンバーが演奏しているのを聴いてカッコいい曲だなと思ったんです。

本家が気になってこのアルバムを聴いてみたらぶっ飛びです。

ジャズでもこんなロックでカッコいい曲があるんだ!って大興奮しました。

例に漏れずブォンブォンなベースにサックスソロ。

途中の手拍子でリズムを出す構成も全てがイカす。

僕が持っていたジャズは大人で上品な音楽っていう印象を瞬時に破壊してくれた楽曲。

渋さ知らズからのミンガスによって僕はジャズの凶暴さを知ることができました。

ちなみにこの曲は

『Mingus Ah Um』に収録された「Better Git It in Your Soul」がオリジナルです。

そっちもカッコいいです。

ほんと良い曲。

ミンガス・アー・アム+3(期間生産限定盤)

ミンガス・アー・アム+3(期間生産限定盤)

6. Thema for Lester Young

別名になっちゃっていますがこちらも『Mingus Ah Um』に収録された 「GoodBye Porke Pie Hat 」のリメイク。

iReal Proの『Jazz2000』プレイリストにも入っているくらいミンガスでは有名な曲。(なんでBetter Get Hit 〜が入ってないんだ、、、)

渋いブルージーな曲でもともとからレスター・ヤングに捧げられた曲なんですよね。

サックスの音が太くかっこいいですね。

良い曲

7. Hora Decubitus

ビッグバンドらしいアレンジの曲ですがどこか尖ってる旋律。

細かいフレーズが続きますが流石スゴ腕ジャズメンたち。

めっちゃグルーヴィー。

大盛り上がりです。

『Blues & Roots』に収録された「E’s Flat, Ah’s Flat Too」がオリジナル。

良い曲

Blues & Roots (With Bonus Tracks)

Blues & Roots (With Bonus Tracks)

8. Freedom(Bonus Track)

号令のようなコール。

その後バカ重たいブルーズ。

またコール。

なにこれ、めちゃカッコいい。

僕が以前買ったCDにはこの曲が入っていなかったのですが、AmazonMusicでは聴けました。

ミンガスのこういうフリーみたいなやつ最高にカッコいいです。

親分すごいわあ。

 

1番好きな曲

5. Better Get Hit in Yo’ Soul
文句なし!
カッコよすぎる!
こういうの聴くとサックスやりたくなるし、ウッドベースもやりたくなる。
掛け声も野獣みたいでカッコいいんですよ。

まとめ

このアルバムは本当によく聴くのですが、毎回痺れています!

ビッグバンドアレンジが迫力があり、各人のソロもとても聴きやすい仕上がりになっているので、ミンガス初心者にもおススメです。

そしてベーシストならぜひこの「ロックなジャズベース」を聴いてみてください!

エフェクターなどで誤魔化さない、無骨でインパクト絶大な男気溢れる音。

ミンガスの4ビートは、シティーハンター・香ちゃんの100tハンマー4連発と一緒。

こんな音を出してみたいですね!

ではまた!

(Appleさん、『チャーリー』って呼ぶと怒られるらしいですよ)

CDはこちらから↓

Mingus Mingus Mingus Mingus...

Mingus Mingus Mingus Mingus…

その他アルバム・レビューはこちらから↓

僕はAmazon Musicで音楽を聴いています。

ヴォンヴォンなベース、たくさん聴けます。

まだお試しでない方はぜひ。30日間無料お試しありますよ!