アルバム・レビュー JAGATARA『ニセ預言者ども』

JAGATARA(じゃがたら), ROCK, アルバム・レビュー, 音楽

こんにちは
だいてんねん(@daitennen5)です。
今回のアルバムレビュー JAGATARA『ニセ預言者ども』 です!

ニセ予言者ども

最近思う事があり久々にこのアルバムを聴いたらぶっ飛んでしまいました。

これはレビューせねば!とやっているところです。

JAGATARA知っていますか?

カッコいいんですよ。マジで。

よく日本のファンクバンドって紹介されますが、精神はパンク!(もともとパンクバンドみたいなものですが)

僕がJAGATARAを聴き始めたのは渋さ知らズのリーダー不破大輔氏が

『とにかく好きなバンド』と公言していたためです。

↓詳しくはこの記事にて 

JAGATARAの中でもこの『ニセ預言者ども』は特にお気に入りです。

いや、お気に入りとかいう生易しい言葉では表現しきれないぐらい好き。

もう超好き。

好きすぎてうまくレビューできる気がしない。この熱量を伝えられる自信がないけど頑張ろう・・・・

目次

アルバム概要

 JAGATARA1987年12月発表の3rdアルバム。ヴォーカルの江戸アケミが精神疾患から復帰した後の作品。
前作『裸の王様』から9ヶ月後という短いスパンで発表されており、バンドの創作意欲が爆発しているのが伝わってきます。
ファンの間でも人気の高い作品でイチオシと紹介される事が多いですね。
89年の初CD化の際、ヴォーカルパートの録り直しを行い歌詞が変更されているんですが、僕が持っているCDは2007年リマスターの紙ジャケット仕様。
こちらはレコード版ミックスのヴォーカルパートが収録されています。
1st『南蛮渡来』のような泥臭さはなくなってしまったため、僕も最初聴いた時は少し物足りなかったんですが、だんだんと聴いてくうちにハマっていきました。

収録曲レビュー

1.少年少女

ドラムフィルインから始まる怒涛のファンクロックナンバー。

オープニングとしてふさわしくめちゃくちゃ勢いがある楽曲です。JAGATARAの音楽的メッセージはロック、パンクなんですが、サウンドはアフロ、ファンク。

よくフェラ・クティのようなと評されていますが、僕はそうは思わないです。グルーヴはめちゃくちゃ日本人的。

演奏面ではベースのみがファンクしてるって印象でギターやドラムはそんなにファンクしてません。しかしそのあまり黒くない独特なグルーヴがJAGATARAサウンドのオリジナリティ。

この曲はそのような黒くもなく白くもない絶妙なグルーヴがハマってます。

そしてそのバック演奏にのっかるアケミの歌。歌詞。リズム。カッコイインデス。

江戸アケミは歌が上手くないです。誤解を恐れず言えば下手くそです。音程は外れて、リズムもノせきれていないときが多々あります。完全にハートで歌う系なのでJAGATARAはとっつきにくいのもわかります。(そこが良いんですけどね)

普段はそんなアケミですがこの曲では音程バッチリ、リズムもバッチリ。

ロックな曲調と相まってとても聴きやすい曲になっているので、JAGATARA初心者にもオススメです。

歌詞よりもサウンド重視な踊るロック!

良い曲!!!

2.みちくさ

ホーン隊の穏やかな演奏からスタート。

このイントロがいいんですよ。前を向いてしっかり自分の道を歩んでいるような。勇ましく感じます。

イントロの後はゴリゴリのリフが響きます。(デッデ、デデデ、デデデッデッデッデーデ!)この曲約15分あるんですがコード進行はほぼワンコード。

だんだんとリフが展開していくことによってこの15分という時間を感じさせません。素晴らしい構成力!

さらにヴォーカル江戸のテンションが高くとても高揚します!勢いがすごい。

Wake up! 起きろよ ベイベー

Wake up! 一緒に楽しもうぜ!

口笛をならせ!

お前の考えひとつで、どうにでもなるさ!

要約すると『みちくさしても大丈夫!これから一緒に楽しもうぜ!』って歌詞なんですが(多分)アケミが歌うとめちゃくちゃ心に響いてくるんですよ。説得力がすごい。ラストに向かう展開もカッコいい。

良い曲!

3.ゴーグル、それをしろ!

曲名からしてぶっ飛んでます!

ゴーグルそれをしろ!

って本気で言ってます。

ゴーグルをして守らないとこの先いろんないらない情報が入ってくるぜ!って歌詞ですかね。

ライブ映像ではアケミはゴーグルしてました。有言実行。とても素直で純粋な人なんだと思います。

バンドはというとリフ!リフ!リフのゴリ押し。JAGATARA独特のグルーヴでひたすらリフをループします。

高校の時にコピーしました。よく弾いてたなあ。

後半に向かうにしたがってアケミのテンションがえらい上がってくるのですが、バンドも負けじと演奏を盛り上げます。

アケミの叫びに似た歌は心に響きます。

ハートがビンビンです。

良い曲。

4.都市生活者の夜

ファンの中でも人気の高い曲。

現代に生きるすべての人の苦悩、葛藤、不安、希望を歌ってくれています。

正直ヴォーカルパートは音程とかリズムとかそういう意味ではめちゃくちゃ下手くそです。しかしそんなことはどうでもいいんです。ハートがめちゃ詰まってる。この曲をこんな風に歌えるのはアケミ以外いないでしょう。

特に好きなフレーズが

昨日は事実、今日は存在、明日は希望

ただただ素晴らしい言葉だと思います。

他にも

人生は軽いフットワークさ

というフレーズはとても言葉にマッチしたメロディで歌います。

江戸アケミの言葉とメロディのマッチング能力は天才的です。

一曲を通してこれからどういうふうに生きていこうか、考えさせられる歌。

演奏面は正直時代を感じる音使いやアレンジですが、現在にも十分通用します。

そしてとにかくベースがとってもグルーヴィー。JAGATARAでベースを弾いているのはナベちゃんというかた。

僕は日本人で1番好きなベーシストです。こんなベースなかなか弾けないです。日本人離れしたグルーヴ。

JAGATARAは違うベーシストだったらここまで評価されていないでしょうね。

心に沁みる良い曲。

1番好きな曲

2.みちくさ
この曲に何度ぶちのめされ、励まされ、奮い立たされてきたことか。
お前の考えひとつで、どうにでもなるさ!
 そうなんです。その通りなんです。
好きすぎてもう一回同じ歌詞を載せましたが、全ては自分次第。当たり前なんですがなかなかそんな風には生きていけない。
そんな僕みたいな弱い奴にはガッツリ響く曲。

まとめ

『お前はお前のロックンロールをやれ!』
江戸アケミの有名な言葉です。
この一言が高校生だった僕に与えた影響は計り知れないです。
当時バンド活動をしていて、どうも周りの連中と違う。
彼らが好きな音楽の良さが全くわからない。彼らがやる音楽にどうしても興味が持てない。お互いバンドをやっているのに音楽の話ができない。楽しくない。馴染めない。
そんな僕に手を差し伸べてくれた言葉です。
JAGATARAに・・・江戸アケミに出会ってから僕は自分の気持ちを抑えてまで人に合わせるということをやめました。特にバンドや音楽に関しては徹底的にです。
おかげさまですぐバンドをやめたり、メンバーから理解されなかったりもしましたが自分を貫くことはできました。
今でもそれでよかったと思っていますし、これからもそれぐらいの気合いで音楽はやっていこうと思っています。
アケミさんありがとう。
JAGATARAは音楽の楽しさ、素晴らしさ、大切さを教えてくれるバンドです。
今まで聴いたことがない方はぜひ聴いてみてください。
アケミはハートで歌っています。あなたもハートで聴いてみてください。

 

CDはこちらから↓

ニセ予言者ども

ニセ予言者ども

その他アルバム・レビューはこちらから↓

僕はAmazon Musicで音楽を聴いています。

Amazonさん!JAGATARA 配信してないじゃん!

何やってんの!Appleはあるよ!頑張ってよ!

まだお試しでない方はぜひ。30日間無料お試しありますよ!